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2026/08/16 その他ヘアケア
【美容師が解説】40代・50代女性の薄毛の原因は?分け目・ボリュームが気になったら始めたい「髪育」ケア

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「最近、写真に写った自分を見て、分け目が広くなった気がする」

「昔のようにトップがふんわり立ち上がらない」

「髪を結んだとき、以前より毛束が細くなったかも……」

40代・50代になると、こうした髪の変化に気づく女性も少なくありません。

「抜け毛がものすごく増えたわけではないのに、なんとなく髪が少なくなった気がする」

実は、大人女性の薄毛では、抜け毛だけではなく、髪一本一本が細くなったり、トップのボリュームが低下したりすることで、地肌が目立つようになることがあります。

20代・30代の頃は、頭皮を清潔に保ち、将来に備えるためのスカルプケアが中心だった方も、40代・50代からは少し考え方を変えてみましょう。

これからは「洗う」だけではなく、髪と頭皮の変化に合わせて、うるおいを守りながら健やかな頭皮環境を整える“大人の髪育”を意識することが大切です。

今回は美容師が、40代・50代から気になり始める女性の薄毛の原因から、毎日の予防・スカルプケア、美容室でできるボリュームアップ方法まで詳しくご紹介します。

40代・50代になると、なぜ薄毛が気になり始めるの?

女性の薄毛にはさまざまな種類があります。

中でも女性型脱毛症(FPHL)では、男性のAGAのように生え際が大きく後退するというより、分け目から頭頂部にかけて髪が薄くなり、全体的なボリュームダウンとして気づくことがあります。

そして、女性の薄毛は「これが原因」とひとつに決められるものではありません。

加齢やホルモン環境の変化、毛周期、体調や栄養状態など、さまざまな要因が関係していると考えられています。

① 加齢やホルモン環境の変化

40代後半から50代は、閉経前後にあたり、女性の身体に大きな変化が起こりやすい時期です。

女性型脱毛症は男性のAGAほど仕組みが明確になっているわけではありませんが、更年期以降に目立つことも多く、ホルモン環境の変化など複数の要因が関係すると考えられています。

その結果、

「髪が細くなった」

「ハリ・コシがなくなった」

「トップがぺたんとする」

など、以前とは違う髪の変化を感じることがあります。

ただし、「女性ホルモンが減った=薄毛になる」と単純に決めつけることはできません。

大切なのは、年齢だけで判断せず、髪や頭皮の変化をきちんと見ていくことです。

② 毛周期の変化と髪の細毛化

髪には、

成長する → 成長が止まる → 抜ける → 新しい髪が生える

という「毛周期(ヘアサイクル)」があります。

このサイクルに変化が起こると、太く長く育つ髪が減り、細く短い髪が増えて、全体的にボリュームが少なく見えることがあります。

つまり、大人女性の薄毛は、

「髪が抜ける」だけではなく、「一本一本が以前より細くなる」

ことにも注目したいのです。

③ 頭皮環境の変化

顔の肌と同じように、頭皮のコンディションも年齢とともに変化します。

以前と同じシャンプーを使っているのに、

「最近、頭皮が乾燥する」

「かゆみを感じるようになった」

「逆にベタつきが気になる」

という方もいます。

だからこそ40代・50代は、洗浄力の強さだけでシャンプーを選ぶのではなく、今の自分の頭皮状態に合ったものを選ぶことが大切です。

④ 食生活・睡眠・ストレスなど

髪も身体の一部です。

極端な食事制限や急激なダイエットなどをきっかけに、一時的に抜け毛が増えることもあります。

特定の栄養素だけを大量に摂るのではなく、髪の材料となるタンパク質をはじめ、亜鉛や鉄などのミネラル、ビタミン類を含めたバランスのよい食生活を心がけましょう。

睡眠や休息を確保することも、身体と髪の健康を保つための基本です。

⑤ 長年のヘアダメージ

カラーやパーマ、ヘアアイロン、紫外線などによるダメージは、主に今ある毛髪のパサつきや切れ毛、ツヤの低下などにつながります。

髪が切れたり細く見えたりすることで、全体のボリュームが少なく感じられることも。

40代・50代からは、頭皮ケアと毛髪のダメージケアを両方行うことも、美しい髪を保つポイントです。

こんな変化はありませんか?大人女性の薄毛サイン

薄毛は、抜け毛の量だけで判断するものではありません。

例えば、

  • 分け目が以前より広く見える
  • 頭頂部の地肌が透けるようになった
  • トップがぺたんとする
  • 髪一本一本が細くなった
  • ポニーテールの毛束が以前より細く感じる
  • 前髪の量が減ったように感じる
  • スタイリングしてもボリュームがすぐにつぶれる

こうした変化もチェックしてみましょう。

毎日自分の髪を見ていると、少しずつの変化には意外と気づきにくいものです。

私たち美容師は、日々たくさんのお客様の髪や頭皮に触れています。

さらに、定期的に通ってくださっているお客様なら、以前の髪との違いに気づけることもあります。

「最近、髪変わってきたかな?」と思ったら、ぜひ担当美容師にも相談してみてください。

今日から始める!40代・50代の「髪育」習慣

① 「洗うだけ」から「頭皮を整える」ケアへ

若い頃と同じように「とにかく皮脂を落とす」というシャンプーを続けるのではなく、現在の頭皮状態に合わせたシャンプー選びを意識しましょう。

シャンプー前はぬるま湯でしっかり予洗い。

爪を立てず、指の腹を使ってやさしく洗います。

そして、生え際・耳の後ろ・襟足などにシャンプー剤が残らないよう、しっかりすすぎましょう。

さらに40代・50代からは、頭皮用美容液などを使って頭皮にうるおいを与えるケアをプラスするのもおすすめです。

② 頭皮マッサージを習慣に

シャンプー中やお風呂上がりに、指の腹を使って頭皮をやさしく動かすようにマッサージしてみましょう。

耳まわりから頭頂部へ向かって、気持ちいいと感じる程度の力で行うのがポイントです。

強く揉んだり、爪を立てたりする必要はありません。

また、頭皮マッサージだけで発毛する、薄毛が治るというものではないので、毎日の心地よいスカルプケアのひとつとして取り入れましょう。

③ 頭皮用美容液を取り入れる

40代・50代のスカルプケアでぜひ注目したいのが、頭皮用美容液(スカルプエッセンス)です。

顔のスキンケアを年齢に合わせて変えていくように、頭皮ケアも今の状態に合わせてアップデート。

お風呂上がりの清潔な頭皮に使用し、頭皮を健やかな状態に整える習慣を取り入れてみましょう。

④ 食事は「これだけ食べればOK」にしない

髪の主成分であるケラチンはタンパク質から作られています。

肉、魚、卵、大豆製品などのタンパク質に加え、野菜や海藻類などさまざまな食品を組み合わせ、バランスよく摂ることが基本です。

「薄毛には○○がいい」と特定の食品だけを大量に食べるのではなく、身体全体を整える食生活を心がけましょう。

⑤ 紫外線から「頭皮」も守る

顔には日焼け止めを塗っていても、頭皮は無防備になっていませんか?

特に分け目は紫外線を直接浴びやすい場所です。

帽子や日傘などを活用したり、時々分け目を変えたりして、頭皮への紫外線対策も意識してみましょう。

40代・50代の髪育に。apishおすすめ「JC SCALP」シリーズ

毎日のスカルプケアをもう一歩充実させたい方におすすめしたいのが、自由が丘クリニックドクターズコスメティクスのJC SCALPシリーズです。

ポイントは、

「洗う → 整える → 頭皮をケアする」

という3ステップ。

JC スカルプシャンプー

アミノ酸系洗浄剤をベースにした弱酸性の頭皮用シャンプー。

必要なうるおいを守りながら頭皮と髪を洗い、13種類のハーブエキスなどの保湿成分を配合しています。

ケラチンやアミノ酸、γ-ドコサラクトンなども配合されているため、頭皮だけでなく、ハリ・コシ不足が気になってきた髪のケアにもおすすめです。

JC スカルプシャンプー 公式商品ページ⁠

JC スカルプトリートメント

頭皮と髪を一緒にケアできるスカルプトリートメント。

植物エキスやアミノ酸などの保湿成分を配合し、髪にうるおいとまとまりを与えます。

「最近、髪が細くなった」

「ハリ・コシがなくなってきた」

「毛先がまとまりにくい」

そんな変化を感じ始めた大人髪にも取り入れやすいアイテムです。

JC スカルプトリートメント 公式商品ページ⁠

JC スカルプエッセンス アドバンス

そして、40代・50代からぜひ取り入れたいのが、頭皮用美容液。

「JC スカルプエッセンス アドバンス」は、頭皮を健やかな状態に整えるためのスカルプケアアイテムです。

シャンプーで清潔にする。

トリートメントで髪と頭皮を整える。

そして、スカルプエッセンスで頭皮そのものをケアする。

毎日のルーティンに取り入れることで、本格的な大人のスカルプケアを続けやすくなります。

JC スカルプエッセンス アドバンス 公式商品ページ⁠

※これらは頭皮・毛髪を健やかに保つためのホームケアアイテムであり、脱毛症を治療する医薬品ではありません。

切るしかないと諦めないで!apishが提案する「大人の薄毛」対策

「薄毛が気になってきたから、もう髪を短くするしかないのかな……」

そんなふうに思っている方もいらっしゃるかもしれません。

でも、薄毛が気になる=ショートにしなければならない、ではありません。

長さを残しながら、今ある髪をより美しく見せる方法もあります。

① カットでトップをふんわり見せる

髪質や骨格に合わせてレイヤーを入れたり、重さの位置を調整したりすることで、トップに自然なボリュームが出やすいシルエットを作ることができます。

前髪や顔まわりを工夫して、分け目を目立ちにくくする方法もあります。

② パーマで根元に自然な立ち上がりを

トップがぺたんとしやすい方には、髪や頭皮の状態を見ながら、パーマで自然な立体感をプラスする方法も。

毛先を大きく巻くのではなく、トップや後頭部など必要な場所にふんわり感を出すことで、長さを大きく変えなくてもシルエットの印象を変えることができます。

毎朝のスタイリングが楽になるのもうれしいポイントです。

③ カラーで立体感を演出

髪や頭皮の状態を確認しながら、ハイライトなどで立体感をプラスする方法もあります。

カット・パーマ・カラーを単独で考えるのではなく、その方の髪質や薄毛が気になる場所、なりたいスタイルに合わせてトータルでデザインすることが大切です。

④ ヘッドスパで頭皮をすっきりケア

サロンでのヘッドスパは、頭皮を清潔に整えながらリラックスできるのが魅力です。

普段のホームケアと組み合わせて、健やかな頭皮環境を保つためのスペシャルケアとして取り入れるのもおすすめです。

ただし、ヘッドスパ自体が女性型脱毛症を治療したり、発毛させたりするものではありません。

「スカルプケア」と「薄毛治療」は別のもの

ここはぜひ知っておいていただきたいポイントです。

シャンプー、トリートメント、頭皮美容液、ヘッドスパなどは、頭皮と髪を清潔・健やかに保つための美容ケアです。

一方、女性型脱毛症などの脱毛症が疑われる場合には、医療機関での診断・治療という選択肢があります。

また、

「急に抜け毛が増えた」

「円形・まだら状に髪が抜けた」

「頭皮に強い赤み・痛み・かゆみがある」

「短期間で薄毛が進んでいる」

などの場合には、「年齢のせい」と自己判断せず、皮膚科などの医療機関に相談しましょう。

まとめ|気づいた「今」が、大人の髪育を始めるタイミング

40代・50代になると、

分け目が目立つ。

トップがぺたんとする。

髪が細くなる。

以前よりボリュームが出ない。

そんな変化を感じることがあります。

でも、大切なのは「年齢だから仕方ない」と諦めてしまわないこと。

今の髪と頭皮の状態を知り、毎日のシャンプーやスカルプケアを見直す。

頭皮用美容液など、大人の髪と頭皮に合わせたケアを取り入れる。

そして美容室では、カットやパーマ、カラーを上手に使って、今ある髪を美しく見せる。

40代・50代からの「髪育」は、薄毛を気にするためだけのものではありません。

これから先も、自分の好きな髪型を楽しみ続けるためのケアです。

私たち美容師は、日々たくさんのお客様の髪や頭皮を見て、触れています。

だからこそ、

「最近、分け目が気になる」

「昔よりトップがぺたんとする」

「今まで使っていたシャンプーが合わなくなった気がする」

そんな小さな変化も、ぜひお気軽にお話しください。

今の髪や頭皮の状態だけでなく、ライフスタイルや「これからどんな髪型を楽しみたいか」まで一緒に考えながら、一人ひとりに合った大人の髪育とヘアデザインをapishからご提案します。

※急激な抜け毛や脱毛、頭皮の炎症などがある場合は、皮膚科などの医療機関へご相談ください。