コラム COLUMN

2026/03/11 その他ヘアケア
前髪が割れる原因とは??ぱっくり分かれる前髪の直し方と対策を美容師が解説

「朝ちゃんと整えたのに、前髪がすぐ割れる」
「気づいたら真ん中や横でぱっくり分かれてしまう」
「スプレーで固めても、時間が経つと戻ってしまう」

前髪に関するお悩みの中でも、特に多いのがこの前髪が割れる問題です!!

前髪は顔の印象を大きく左右する部分だからこそ、少し割れるだけでも気になりますよね?

実際に美容室でも、

「前髪がうまくおりない」
「前髪だけ言うことを聞かない」
「毎朝セットに時間がかかる」

というご相談はとても多いです。

では、なぜ前髪は割れてしまうのでしょうか。

今回は、前髪が割れる原因と、自宅でできる直し方、そして美容師だからこそわかる対策をわかりやすく解説します。

前髪が割れるのはなぜ?

前髪が割れる原因はひとつではありません。
いくつかの要素が重なって起こることが多いです。

特に大きいのは、次のような原因です。

・生えグセ
・乾かし方
・汗や湿気
・長さや重さのバランス
・カットの形

前髪がうまくおりないのは、単純にセットが下手だからではなく、髪の生え方や前髪の設計そのものが関係していることも多いのです。

一番多い原因は「生えグセ」

前髪が割れる原因として最も多いのが、生えグセです。

生えグセとは、髪の毛が生えている向きや流れのこと。
例えば

・真ん中から左右に分かれるように生えている
・つむじに引っぱられて前髪が流れやすい
・根元が立ち上がりやすい

こういった髪の生え方をしていると、前髪は自然に割れやすくなります。

つまり前髪が割れるのは、髪が勝手にそうなろうとしている状態とも言えます。

ここで大切なのは、
無理やり抑えるのではなく、生えグセを理解して扱うことです。

乾かし方で前髪はかなり変わる

前髪が割れる人に多いのが、乾かし方のクセです。

特に多いのは、

・前髪を自然に下ろしたまま乾かす
・分かれた状態のまま放置する
・根元をしっかり濡らさずに直そうとする

というパターンです。

前髪は、乾く瞬間に形が決まりやすい部分です。
そのため、割れたまま乾くと、そのままクセづいてしまいます。

美容師は前髪を直す時、毛先ではなく根元の方向を一番見ています。
前髪が割れる場合、毛先をいくら整えても、根元の向きが変わっていなければまた割れやすくなります。

つまり前髪セットで大切なのは
毛先を整えることより「根元をリセットすること」なんです。

前髪が割れる時の正しい直し方

前髪が割れてしまった時は、まず根元をしっかり濡らすことが大切です。

毛先だけを濡らしても、割れの原因になっている根元のクセは直りません。
前髪の根元を少し濡らしてから、ドライヤーで左右に振るように乾かすと整いやすくなります。

ポイントは、

  1. 前髪の根元を濡らす
  2. 左から右、右から左へ交互に乾かす
  3. 最後に上から下へ自然におろす

という流れです。

この「左右に振る」動きで、生えグセをやわらげながら前髪の割れをリセットしやすくなります。

湿気や汗で前髪が割れやすくなる理由

朝はうまくできても、外に出たら前髪が割れてしまう。
そんな方も多いと思います。

これは、湿気や汗で前髪の根元が元の状態に戻りやすくなるからです。

特に

・おでこに汗をかきやすい
・湿気が多い日
・梅雨時期
・夏場

は前髪が崩れやすくなります。

髪は水分を含むとクセが出やすくなるため、生えグセのある前髪は特に影響を受けやすいのです。

前髪は髪型の中でも一番繊細なパーツです。
少しの汗や湿気でも崩れやすいので、前髪が割れやすい方は、季節によってスタイリング方法を変えるのも大切です。

例えば、湿気が多い時期は軽すぎる前髪よりも、少し厚みを残した方が割れにくいこともあります。

前髪の長さや量でも割れやすさは変わる

前髪は短すぎても、軽すぎても、割れやすくなることがあります。

なぜなら、髪に重さが足りないと、生えグセに負けやすくなるからです。

例えば

・薄すぎる前髪
・軽くしすぎた前髪
・短すぎる前髪

は、根元の流れがそのまま出やすいため、ぱっくり割れにつながりやすいです。

逆に、ほんの少し厚みや長さを調整するだけで、前髪が落ち着きやすくなることもあります。

ここはセルフで判断しにくいところなので、前髪に悩みがある方は、カットの時にしっかり相談する事をおすすめします。

美容室でできる前髪の割れ対策

前髪が割れる悩みは、自宅ケアだけでなく、美容室でのカットや提案によってかなり変わることがあります。

例えば

・生えグセに合わせた前髪カット
・厚みの調整
・割れにくい長さ設定
・顔まわりとのつなぎ方の工夫

などです。

前髪はただ短く切ればいい、薄くすればいい、というものではありません。
その人の

・髪質
・生えグセ
・骨格
・なりたい雰囲気

を見ながら設計することが大切です。

前髪が割れやすい方ほど、「前髪単体」ではなく、顔まわり全体のバランスで考えることが重要です。
前髪だけを無理におろそうとすると扱いにくくなることもありますが、顔まわりとのつながりを調整すると、自然に見えながら前髪の悩みをカバーできることがあります。

前髪が割れる人におすすめの対策

毎日の中で意識しやすい対策をまとめると、次のようになります。

・朝は根元を軽く濡らしてからセットする
・左右に振りながら乾かす
・前髪を軽くしすぎない
・湿気が多い日はスタイリング剤も活用する
・前髪カットの時に生えグセを相談する

前髪の悩みは小さく見えて、実は毎日の気分に大きく影響します。
だからこそ、自分に合った方法を見つけることが大切です。

まとめ。前髪が割れるのは「セットが下手」だからではない

前髪が割れる原因は、

・生えグセ
・乾かし方
・湿気や汗
・前髪の長さや量
・カットの設計

など、いろいろな要素が重なって起こります。

大切なのは、前髪が割れるのを無理やり抑え込むことではなく、
なぜ割れるのかを知って、髪に合った方法で整えることです。

前髪は少し変わるだけでも、顔の印象や気分が大きく変わる部分です。
毎朝の前髪セットに悩んでいる方は、ぜひ一度美容師に相談してみてください。

apishでは、お客様一人ひとりの生えグセや髪質、なりたいイメージに合わせて、扱いやすい前髪の提案を行っています。
前髪がうまく決まらない、割れやすい、浮きやすいなどのお悩みがある方は、お気軽にご相談ください。