コラム COLUMN
「雰囲気を変えたい」
「毎朝のヘアセットをもっと楽にしたい」
「でも、自分にはパーマが似合わない気がする……」
そんな理由で、パーマに挑戦するのをためらっていませんか?
過去にパーマをかけて、思った以上にボリュームが出てしまったり、老けて見えるように感じたり、イメージと違う仕上がりになった経験がある方もいるかもしれません。
実は、パーマが似合うかどうかは、顔型や髪質だけで決まるものではありません。
大切なのは、自分の髪質・骨格・毛量に合ったデザインを選ぶこと。そして、カットやスタイリングとのバランスです。
今回は、パーマ技術を得意とする美容室apishが、パーマが似合う人の特徴から、似合わないと感じる原因、髪質別の注意点、失敗を防ぐオーダー方法まで詳しく解説します。
① パーマが似合う人・似合わない人の決定的な違いとは?

パーマが自然に似合って見える人には、ある共通点があります。
それは、髪質・顔立ち・ファッション・ライフスタイルに合ったパーマを選んでいることです。
例えば、同じミディアムヘアでも、毛先だけに柔らかなカールをつける場合と、根元付近からウェーブをつける場合では、仕上がりの印象が大きく変わります。
また、普段のファッションとの相性も大切です。
ナチュラルな服装には柔らかなウェーブ、モードなファッションにはメリハリのあるカールなど、全体の雰囲気に合わせることで、ヘアスタイルがより自然になじみます。
一方で、髪質に合わない強さのパーマをかけたり、毛量に対してボリュームが出すぎたりすると、「似合わない」と感じる原因になります。
つまり、パーマが似合わないのではなく、選んだパーマのデザインが合っていない可能性があるということです。
② 顔型別|自分に似合うパーマの見つけ方

顔型によって、似合わせのポイントは異なります。
丸顔|縦のラインを意識したパーマ
丸顔の方は、トップに高さを出したり、顔まわりに縦の動きをつけたりすると、すっきりとした印象を演出できます。
顔の横幅が気になる場合は、頬の位置にボリュームを集中させすぎないこともポイントです。
面長|サイドに柔らかなボリュームを
面長の方は、顔の横にふんわりとした動きをつけることで、バランスのよいシルエットに見せやすくなります。
頬からあご周りにかけて柔らかなカールを加えると、優しい印象に仕上がります。
ベース型・エラ張り|顔まわりに曲線をプラス
フェイスラインが気になる方は、顔まわりに柔らかなウェーブをつけることで、輪郭の印象を和らげることができます。
毛先の動きや前髪のデザインも、似合わせの重要なポイントです。
逆三角形|あご周りにふんわり感を
あごがシャープな逆三角形の方は、毛先やあご周りに柔らかなボリュームを加えると、全体のバランスを整えやすくなります。
ただし、顔型はあくまで似合わせのヒント。前髪や髪の長さ、好みによっても似合うスタイルは変わります。
③ 髪質別|パーマがかかりやすい髪・かかりにくい髪
パーマの仕上がりには、髪の太さや硬さ、ダメージの状態などが大きく関係します。

直毛|柔らかな動きをプラス
まっすぐな髪にカールを加えることで、柔らかさや立体感のあるスタイルを楽しめます。
ただし、髪の状態によってはカールが出にくかったり、持続しにくかったりすることもあります。
硬毛・剛毛|ボリュームの調整がポイント
太く硬い髪は、パーマのかけ方によってボリュームが出すぎる場合があります。
カールの強さや位置を調整し、広がりすぎないシルエットを目指すことが大切です。
細毛・軟毛|ふんわり感とダメージへの配慮
トップがペタッとしやすい方は、パーマでふんわりとした印象を演出できる場合があります。
一方で、髪が細い方はカールが持続しにくいこともあるため、薬剤選定やダメージへの配慮が重要です。
くせ毛|もともとのクセを活かす
くせ毛の方は、自然なクセにパーマを組み合わせることで、まとまりのあるウェーブスタイルを楽しめる場合があります。
ただし、クセの強さや広がり方によっては、パーマ以外の方法が適していることもあります。
毛量が多い髪|カットとのバランスが重要
毛量が多い方は、パーマによって横に広がりやすくなることがあります。
カットで毛量やシルエットを調整し、必要な部分に動きをつけることで、軽やかな印象を目指します。
「パーマがかかりやすい髪」と「パーマが似合う髪」は、必ずしも同じではありません。
髪質だけで判断せず、希望するデザインや髪の状態を合わせて考えることが大切です。
④ なぜパーマが似合わないと感じる?よくある3つの原因

1. カールの強さとボリュームが合っていない
「ゆるいパーマにしたかったのに、思った以上に強くかかった」
「ボリュームが出すぎて頭が大きく見える」
こうした違和感は、カールの強さや位置が合っていないことで起こる場合があります。
特に毛量が多い方は、根元から強くかけると全体が広がりやすくなることも。
大切なのは、カールの強さだけでなく、どこにボリュームを出し、どこを抑えるかというシルエットの設計です。
2. カットとパーマのバランスが合っていない
パーマの仕上がりを左右する大きな要素が、土台となるカットです。
レイヤーの入れ方、毛量調整、顔まわりの長さによって、同じパーマでも印象が変わります。
ただし、髪を軽くすればよいというわけではありません。
すきすぎると毛先がまとまりにくくなることもあるため、パーマをかけた後の動きを想定したカットが重要です。
3. 自宅でうまくスタイリングできない
「美容室ではきれいだったのに、翌朝は広がってしまった」
そんな経験はありませんか?
パーマは、何もしなくても必ず美容室と同じ仕上がりになるわけではありません。
パーマの種類によって、濡れているときにカールが出やすいもの、乾かし方によってカールを再現しやすいものなど、特徴が異なります。
髪を適度に濡らしたり、スタイリング剤を使ったり、乾かし方を工夫したりすることで、扱いやすさが変わることがあります。
⑤ パーマをかけない方がいい場合もある?髪のダメージと注意点

パーマは髪の内部に働きかけて形を変える施術のため、髪の状態によっては負担が大きくなることがあります。
特に注意したいのは、次のようなケースです。
- ブリーチを繰り返している
- 縮毛矯正やストレート施術の履歴がある
- 切れ毛や極端なパサつきがある
- 過去のカラーやパーマの履歴が複雑
- 髪が濡れたときに極端に伸びるなど、強いダメージが疑われる
こうした状態では、希望するカールが出なかったり、施術によって髪の傷みが進んだりする可能性があります。
パーマをかけられるかどうかは、髪の状態を実際に確認して判断することが大切です。
場合によっては、施術を見送ってヘアケアやカットを優先することもあります。
⑥ 失敗しないパーマのために知っておきたい3つのポイント
1. パーマを想定したカットをする
パーマをきれいに見せるには、カットとの組み合わせが欠かせません。
カールの位置や毛先の動きを考えながら、必要な部分にレイヤーを入れたり、毛量を調整したりすることで、バランスのよいスタイルを目指します。
2. 髪質に合ったパーマの種類を選ぶ
パーマにはさまざまな種類があります。

コールドパーマ
一般的に、髪が濡れているときにウェーブが出やすい傾向があります。
ショートからロングまで幅広いデザインに用いられます。
デジタルパーマ
熱を利用するパーマで、乾かしたときにカールを再現しやすいデザインに向いている場合があります。
コテで巻いたような柔らかなカールを目指すときにも選択肢になります。
ただし、どちらが適しているかは髪質・ダメージ・施術履歴・希望するスタイルによって異なります。
3. 好きな写真だけでなく、避けたい仕上がりも伝える
美容室で「ゆるめのパーマにしたい」と伝えても、人によってイメージするカールの強さは違います。
そこでおすすめなのが、参考写真を用意すること。
「この毛先の動きが好き」
「トップはあまり膨らませたくない」
「このくらいのカールなら自分でもセットできそう」
といった具体的な希望を共有すると、美容師とのイメージのズレを減らしやすくなります。
⑦ apishが大切にする「似合わせパーマ」

apishでは、単に髪にカールをつけるだけではなく、一人ひとりに合ったデザインを考えることを大切にしています。
顔型や骨格、髪質、毛量、ダメージの状態はもちろん、普段のファッションやライフスタイルも、パーマをデザインするうえで大切な要素です。
例えば、朝のスタイリング時間を短くしたい方と、しっかり動きのあるスタイルを楽しみたい方では、適したパーマのデザインが異なります。
また、パーマをかける前のカットや、施術後の乾かし方・スタイリング方法まで含めて考えることが、毎日の扱いやすさにつながります。
「似合う」だけでなく、「自分でも再現しやすい」パーマへ。
「以前パーマが似合わなかった」
「髪が広がりそうで不安」
「自分にはどんなパーマが似合うかわからない」
そんなお悩みがある方も、ぜひ一度apishの美容師にご相談ください。
髪の状態を丁寧に確認しながら、あなたの魅力を引き出すパーマスタイルをご提案します。
