コラム COLUMN
涼しい風が心地よくなり、少しずつ秋らしさを感じる季節。
そんな秋口から、髪にこんな変化を感じることはありませんか?
「ブラッシングすると髪がふわっと広がる」
「髪が顔にまとわりつく」
「ニットを脱ぐと髪がパチパチする」
「最近、毛先がパサパサしてまとまらない……」
実はその髪の静電気、乾燥が始まっているサインかもしれません。
さらに秋の髪は、夏に受けた紫外線やエアコンなどのダメージが残っていることも。
そこへ秋冬の乾燥が重なることで、髪のパサつきや広がり、静電気が気になりやすくなります。
今回は、秋から髪に静電気が起こりやすくなる原因と対策、ヘアミルク・ヘアオイル・トリートメントの使い分けについて詳しく解説します。
秋から髪の静電気が増えるのはなぜ?
静電気が起こりやすくなる大きな原因は、「乾燥」と「摩擦」です。
湿度が高い季節は、発生した電気が空気中の水分などを通して逃げやすい一方、空気が乾燥する秋冬は電気が逃げにくくなります。
さらに、乾燥している髪は表面の状態も乱れやすく、ブラシや衣類などとの摩擦も増えがち。
そのため、秋から冬にかけて「パチパチする」「髪が広がる」といった悩みが増えてくるのです。
髪の静電気を引き起こす4つの原因
1.秋冬の空気の乾燥
秋になると徐々に湿度が低下し、髪の水分も失われやすくなります。
特に毛先はもともと乾燥しやすいため、パサつきや広がりが目立ちやすい部分。
髪のうるおいが不足すると、ブラッシングや衣類との摩擦によって静電気が起こりやすくなります。
2.夏に蓄積した紫外線ダメージ
秋の髪は、夏のダメージを引きずっていることがあります。
強い紫外線やエアコンによる乾燥などで髪表面のキューティクルがダメージを受けると、髪内部の水分を保ちにくくなります。
そこへ秋の乾燥が加わることで、パサつき・ゴワつき・静電気が一気に気になり始めることもあります。
3.ニットやマフラーなどによる摩擦
秋冬になると、ニットやストール、マフラー、コートなど髪と触れる衣類が増えてきます。
髪と衣類が擦れることで摩擦が起こり、静電気が発生しやすくなります。
特にロングヘアの方は、襟元やマフラーに毛先が触れ続けるため注意したいポイントです。
4.ドライヤー・アイロンによる乾燥
毎日使うドライヤーやヘアアイロンも、使い方によっては髪の乾燥につながります。
必要以上の高温で何度もアイロンを通したり、ドライヤーを髪に近づけすぎたりすると、髪の水分が失われやすくなります。
静電気だけでなく、パサつきや切れ毛を防ぐためにも、熱の与えすぎには注意しましょう。

静電気を放っておくと髪のダメージにつながる?
静電気そのものだけで髪が一気に傷むというより、注意したいのは「静電気が起きやすいほど乾燥・摩擦が強い状態」です。
乾燥した髪は絡まりやすく、ブラッシングや衣類との摩擦による負担も増えます。
その状態が続けば、キューティクルへの負担や枝毛・切れ毛につながる可能性も。
だからこそ、本格的な冬になる前から髪の水分と油分のバランスを意識したケアを始めることが大切です。
秋冬の乾燥対策!ミルク・オイル・トリートメントはどう使い分ける?
「静電気対策にはオイルをつければOK」と思っていませんか?
もちろんオイルも有効なアイテムですが、乾燥が強い髪の場合は、水分を補うケアと、髪表面を保護するケアを組み合わせるのがおすすめです。
1.インバストリートメント|髪を整えるベースケア
シャンプー後に使用する洗い流すトリートメントは、毎日のヘアケアの基本。
夏のダメージが残っていたり、毛先の乾燥が気になったりする場合は、髪質やダメージ状態に合わせて保湿力のあるタイプを選びましょう。
毛先を中心になじませ、必要な放置時間を守って使用するのがポイントです。
2.ヘアミルク|乾燥・パサつきが気になる髪に
ヘアミルクは、水分や保湿成分を含むものが多く、髪をしっとり柔らかく整えたいときにおすすめです。
「毛先がパサパサする」
「髪が硬く感じる」
「広がりやすい」
という方は、タオルドライ後の髪にミルクをなじませてから乾かしてみましょう。
3.ヘアオイル|ツヤ・まとまり・摩擦対策に
ヘアオイルは髪表面をコーティングし、乾燥や摩擦から髪を守りながらツヤとまとまりを与えてくれます。
特に静電気が気になる毛先や、ニット・マフラーなどが触れやすい部分に少量なじませるのがおすすめです。
つけすぎると重くなる場合があるため、少量ずつ調整しましょう。

乾燥が強い髪には「ミルク+オイル」のW使いも
「オイルをつけても、夕方にはパサパサしてしまう」
そんな方は、髪質に合えばヘアミルクとヘアオイルの重ね使いも選択肢のひとつです。
お風呂上がりにタオルドライしたら、
① ヘアミルクを中間〜毛先になじませる
↓
② 必要に応じてヘアオイルを少量重ねる
↓
③ ドライヤーで根元からしっかり乾かす
という順番がおすすめ。

ミルクで髪をうるおいのある状態に整え、オイルで表面を保護することで、乾燥による広がりや摩擦を抑えやすくなります。
※髪質や商品によって適した使用量・順番は異なるため、使用方法も確認しましょう。
今日からできる!髪の静電気対策5選
① 濡れた髪を放置せず、早めに乾かす
濡れた髪はデリケート。タオルでゴシゴシ擦らず、優しく水分を取ってから乾かしましょう。
② ドライヤー前にアウトバストリートメントを使う
ヘアミルクやヘアオイルを取り入れ、乾燥や熱、摩擦から髪を守ります。
③ ブラッシングは毛先から優しく
絡まりを無理に引っ張らず、毛先→中間→根元の順に少しずつとかしましょう。
④ アイロン・コテの高温や当てすぎに注意する
必要以上の高温や、同じ部分に何度も熱を加えることは避けましょう。
⑤ 部屋の乾燥対策も忘れずに
暖房を使い始める季節は室内も乾燥しやすくなります。加湿などで過度な乾燥を防ぐことも、秋冬のヘアケアを考えるうえで大切です。

本格的な冬が来る前に、サロンで髪の状態をチェック
毎日のホームケアを続けても、
「毛先のパサつきが改善しない」
「静電気で髪がまとまらない」
「引っかかりや切れ毛も気になる」
という場合は、一度サロンで髪の状態を確認するのがおすすめです。
apishでは、一人ひとりの髪質やダメージ状態、カラー・パーマ履歴などを確認しながら、今の髪に合ったトリートメントやホームケアをご提案します。
「ミルクとオイル、私にはどちらが合う?」
「両方使った方がいい?」
そんな疑問も、ぜひお気軽にスタイリストへご相談ください。
乾燥が本格化する冬を迎える前に、秋からしっかりうるおいケアを。
静電気に負けない、毛先までまとまりのあるツヤ髪で秋冬を楽しみましょう。

