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2026/09/06 その他
【美容師が解説】ストレートアイロンで真っ直ぐにならない?正しい温度と簡単テクニック

「毎朝ストレートアイロンを使っているのに、なぜかきれいに真っ直ぐにならない」

「前や横はできるけど、後ろがうまくできない…」

「何℃で使うのが正解?」

「毎日アイロンしたら髪は傷まない?」

そんなお悩みはありませんか?

実はストレートアイロンは、ただ髪を挟んで真っ直ぐに引っ張ればいいわけではありません。

仕上がりを左右する大切なポイントは、

「温度」「毛束の量」「ブロッキング」「アイロンの動かし方」

そして、アイロン前後のケアです。

ちょっとした使い方を見直すだけでも、いつものストレートアイロンがぐっと使いやすくなります。

今回はapishの美容師が、自宅でも簡単にできるストレートアイロンの基本テクニックをわかりやすく解説します。

アイロンをしても真っ直ぐにならない3つの原因

ストレートアイロンは、基本的に髪をきちんと乾かしてから使用します。

濡れた状態の髪に高温のアイロンを使用すると、髪への負担が大きくなる可能性があります。

特にアイロンを当てたときに「ジュッ」と音がするような状態は避けましょう。

朝、寝ぐせを直すために髪を濡らした場合も、

濡らす → ドライヤーで乾かす → アイロン

の順番がおすすめです。

急いでいる朝ほど、ついつい厚い毛束をまとめて挟みたくなりますよね。

しかし、毛束が厚すぎるとプレートが髪全体に均一に当たりにくく、表面は真っ直ぐでも内側にクセが残ってしまうことがあります。

すると朝はきれいでも、時間が経つにつれて内側のうねりが出て、広がってしまうことも。

高温にする前に、まず毛束を薄くする。

これが大切なポイントです。

寝起きの髪に、そのままアイロンを通していませんか?

髪が絡まった状態ではアイロンがスムーズに通りにくく、引っかかりや摩擦の原因になります。

まずはブラシやコームで髪の絡まりを取り、毛流れを整えてからアイロンを使いましょう。

ストレートアイロンの適正温度は?

「結局、何℃がいいの?」

一番気になるところですよね。

実は、すべての人に同じ温度が正解というわけではありません。

髪の太さ・クセの強さ・カラーやブリーチの履歴・ダメージ状態などによって、適した温度は変わります。

140〜160℃程度から

カラーやブリーチなどでダメージしている髪や、細くやわらかい髪は低めの温度から試しましょう。

160℃前後から様子を見て調整

一度でクセが伸びるかを確認しながら、自分の髪に必要な範囲で調整します。

髪質によっては、もう少し高い温度が必要になることもあります。

ただし、

「クセが強いから、とりあえず180℃以上!」

という使い方はおすすめしません。

高温にすることより、毛束を薄く取り、適切にアイロンを当てることのほうが大切です。

前髪や顔まわりなど、細くダメージしやすい部分は、全体より低めの温度から試してみましょう。

ツヤ髪をつくる!ストレートアイロン基本の5STEP

アイロンを使う前に、ブラシやコームで髪の絡まりを取ります。

毛流れを整えておくことで、アイロンがスムーズに通りやすくなります。

いきなりアイロンを挟まない。

これが最初のポイントです。

ここはかなり重要です!

髪全体を一気にアイロンしようとせず、クリップを使って上下に分けます。

毛量が多い方なら2〜3段に分けてもOK。

下の段から順番に仕上げていきましょう。

少し面倒に感じるかもしれませんが、実はこのひと手間がきれいに仕上げる近道です。

一度にたくさんの髪を挟まず、プレートに髪が均一に当たりやすい量を取ります。

クセが伸びないと、

「もっと温度を上げよう」

と思いがちですが、その前に毛束の厚さを確認してみてください。

高温にする前に、薄く取る。

これを覚えておきましょう。

毛束を軽く整え、頭皮にプレートが触れないよう注意しながら根元付近からアイロンを入れます。

反対の手やコームで毛束を整えながら、

根元 → 中間 → 毛先

へスーッと滑らせます。

途中で止めたり、必要以上に強く挟んだりする必要はありません。

同じ部分を何度も往復するより、適切な量の毛束を取って、なるべく少ない回数で仕上げることを意識しましょう。

ストレートにしたいからといって、毛先まで真下に一直線に引っ張ると、ピンッとした不自然なストレートになってしまうことがあります。

毛先まで来たら、

手首をほんの少し内側へ。

クルンと巻く必要はありません。

ほんの少し丸みを残すだけで、柔らかく自然なストレートに見えやすくなります。

一番難しい!「後ろの髪」はどうすればいい?

「前と横はできる。でも後ろだけ無理!」

という方はとても多いです。

ここでの最大のポイントは、

後ろで頑張らないこと。

後頭部の髪を真後ろでアイロンしようとすると、自分では見えないため難易度が一気に上がります。

後ろ髪の簡単テクニック

① 後ろの髪を左右に分ける

② 上下にも分けて、上の髪をクリップで留める

③ 下の段から少量ずつ毛束を取る

④ 毛束を少し横へ引き出す

⑤ 鏡で見える位置まで持ってきてアイロンする

⑥ 下が終わったら上の髪を下ろして繰り返す

つまり、

「見えない後ろでやる」のではなく、「髪を横へ持ってきて見える場所でやる」。

これだけでも、かなりアイロンしやすくなります。

前髪・顔まわりは低めの温度から

前髪や顔まわりは髪の量が少なく、顔にも近いため特に慎重に。

低めの温度から試し、毛束を少量ずつ取ってサッと通しましょう。

真下に引っ張りすぎず、毛先にほんの少し丸みをつけると自然で柔らかな印象になります。

ストレートアイロンで髪は傷まない?

ストレートアイロンは熱を使うため、使い方によっては髪への負担になります。

特に気をつけたいのが、

  • 濡れた髪に使用する
  • 必要以上の高温で使用する
  • 同じ場所を何度も往復する
  • アイロンを挟んだまま長時間止める
  • 強い力でプレスする

といった使い方です。

「低温なら何回通しても大丈夫」というわけでもありません。

大切なのは、

自分の髪に合った温度 × 薄い毛束 × 少ない回数。

毎日使うものだからこそ、必要以上に髪へ負担をかけない使い方を意識しましょう。

アイロン前後のひと手間で仕上がりに差が出る!

アイロン前にヘアケアアイテムを使用する場合は、熱を使うスタイリングに対応したヘアミスト・ミルク・オイルなどを選びましょう。

商品によって使用方法が異なるため、「アイロン前に使用できるか」を確認することも大切です。

また、何かをつけた後も、髪が濡れた状態のままアイロンを使用するのは避けましょう。

「オイルをつけてアイロンすると髪が焼ける」って本当?

ここは少し誤解されやすいポイントです。

「オイル=必ず髪が焼ける」というわけではありません。

アイロン前の使用を想定してつくられたオイルもあります。

一方で、仕上げ用などアイロン前の使用を想定していない商品もあります。

大切なのは、

「オイルだからOK・NG」ではなく、その商品がアイロン前の使用に適しているかを確認すること。

迷ったときは、担当美容師に聞いてみてください。

【アイロン後】オイルやバームでツヤとまとまりを

ストレートに仕上げたら、最後にスタイリング用のオイルを少量。

手のひらによく広げて、

毛先 → 中間

の順になじませます。

根元付近につけすぎるとペタンと見えやすいため、毛先中心がおすすめです。

まとまりや束感が欲しい場合は、少量のバームを使うのも◎。

最後の質感づくりまで行うと、よりサロン帰りのような仕上がりに近づきます。

美容師が教える「ツヤストレート」のコツ

ストレートアイロンという名前ですが、美容師はすべての髪をただ真っ直ぐにしているわけではありません。

大切なのは、

「真っ直ぐにするところ」と「丸みを残すところ」をつくること。

顔まわりには自然な丸み。

毛先はほんの少し内側へ。

トップはつぶしすぎない。

このわずかな曲線があることで、いかにも「アイロンしました」という髪ではなく、自然で柔らかなツヤ髪に見えやすくなります。

目指したいのは、

ただ真っ直ぐな髪ではなく、“きれいに見えるストレート”。

毎朝アイロンするのが大変なら「自然なストレート」という選択肢も

ここまでストレートアイロンのテクニックをご紹介しましたが、

「朝は1分でも長く寝ていたい!」

「毎日ブロッキングしてアイロンするのは正直面倒…」

「湿気の多い日は、せっかく伸ばしてもすぐにうねってしまう」

という方もいらっしゃると思います。

そんな毎朝のスタイリングにできるだけ手間をかけたくない方には、サロンでのストレートメニューもおすすめです。

ただ、

「ストレートをかけると、ピンピンになりそう」

というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。

今は、ただ真っ直ぐにするだけではなく、

まるで地毛がもともときれいだったかのような、柔らかく自然なストレート

を目指すこともできます。

クセや広がりを抑えながらも、

トップの自然なボリュームや毛先の柔らかさを残し、“ストレートをかけました感”を出しすぎない。

そんなナチュラルな仕上がりなら、毎朝のスタイリングもぐっと楽になります。

髪全体だけでなく、

「顔まわりだけ」
「前髪だけ」
「気になる部分だけ」

など、髪質やクセに合わせた方法を選べる場合もあります。

「毎朝アイロンするのが大変。でも、真っ直ぐすぎる髪にはしたくない」

そんな方はぜひ一度、担当スタイリストにご相談ください。

“クセをなくす”だけではなく、“自分の髪を扱いやすくする”ためのストレート。

これも、大人の髪をきれいに楽しむ方法のひとつです。

まとめ|高温より「正しい使い方」がツヤ髪への近道

ストレートアイロンをしてもきれいにならないと、

「もっと温度を上げればいいのかな?」

と思ってしまいがち。

でも、その前にチェックしてみましょう。

✓ 髪をきちんと乾かす
✓ ブラッシングしてから始める
✓ ブロッキングする
✓ 毛束を薄く取る
✓ 一定のスピードで通す
✓ 同じところを何度も往復しない
✓ 毛先は少し丸みをつける
✓ 後ろ髪は横へ持ってきてアイロンする

ほんの少し使い方を変えるだけでも、いつものストレートアイロンはぐっと扱いやすくなります。

そして、「毎朝そこまで手間をかけたくない!」という方は、地毛のような自然なストレートをつくるサロンメニューに頼るのもひとつの方法。

大切なのは、ただ髪を真っ直ぐにすることではありません。

自分の髪が扱いやすく、毎朝きれいに仕上がること。

「自分の髪ならアイロンは何℃がいい?」

「このオイルはアイロン前に使って大丈夫?」

「自然なストレートにしたいけど、私の髪でもできる?」

そんな疑問があれば、ぜひapishのスタイリストにご相談ください。

サロンでキレイになったその日だけではなく、次の日からの毎日もキレイに。

ご自宅でのアイロンとサロンでのケアを上手に組み合わせながら、自分らしいツヤとまとまりのある髪を楽しみましょう。